束の間のゴールデンウィーク 束の間の爆速帰省は楽しかった

ゴールデンウィーク明けの仕事は正直憂鬱な気持ちになる。

そもそも私のゴールデンウィークは休みがあって、また5月1日に一度仕事をして、そのあとまた数日休みがあって、といった細切れになった中途半端なものだった。

だが、短い間だったとはいえこのゴールデンウィークはすごく楽しめた。

普段は忙しくてなかなか家族の元へ帰省できなかったが、今回のゴールデンウィーク三泊四日の帰省をすることができた。

家族は久々に実家に帰った私のことを温かく迎えてくれてとても嬉しかった。

美味しいご飯を食べて、あったかいご飯を食べて、、、短い間だったがとても楽しめた。

家族とロイヤルホストに行って豪華な食事も楽しむことができた。

普段1人で自炊して、味気ない食事を食べているからこそ、家族との温かい食事を楽しめたのだと思う。

また、ずっと見たかった映画も楽しむことができた。

1人だったら行こうとは思わなかっただろう。

このような機会を与えてくれた家族には本当に感謝している。

久々の家族と過ごす時間は本当にあったかく、心地よく、今までの苦労や疲労が一気に癒されるようだった。

だからこそ、このゴールデンウィークが終わってしまうのがすごく心苦しく、辛く、終わってほしくないと思った。

この後の仕事が本当に憂鬱で仕方がない。

味気ない食事を1人で食べて、お風呂はさっさとシャワーで済ませて、1人で寂しく過ごすような日に戻るのが憂鬱で仕方がない。

電車にすら乗りたくないと思う。

ゴールデンウィーク中は仕事のことを完全に忘れてゆっくりと過ごすことができた。

久しぶりにじっくりと自分の時間を持てたと思う。

だから仕事に行きたくなくてしょうがない。

忙しい日々に戻りたくない。

休みが欲しい、休みが欲しい。

自由が欲しい、楽になりたい。

ゴールデンウィークが毎月続けば良いのにと何度も何度も思った。

このゴールデンウィークは改めて家族の大切さについて考えさせられた。

私たちは長期の休みがないと、なかなか帰省しようと思わない。

だがいつでも帰れるというほど、世の中は甘くない。

去年も一昨年も、新型コロナウイルスの影響で帰省ができなかった人は多いと思う。

だから実家には、帰れるうちにできるだけ帰った方がいい。

実家に帰って、元気な顔を家族に見せてあげるのが、最高の親孝行になると思うし、自分にとっても有意義な時間になると思う。

人には、絶対に休む時間が必要だと思う。

休まず働いていると、人はいつか壊れてしまうだろう。

実際、日本では自殺する人やうつ病になる人が多く存在する。

働き詰めで精神が追い詰められてしまうと、いつか心も壊れてしまう。

日本人は働きすぎだと、よく言われている。

実際、日本では休みが取りにくく、そもそも休みが少ない。

長時間労働に合わないような休みの少なさ。

私たちは日々、忙しすぎて疲れている。

だからもっと休みをとりやすくするべきだと思う。

もっと休みが取りやすく、生きやすい世の中になればいいのにと日々考えながら仕事をしている。

日本人は、本当に頑張り屋だ。

だが頑張るの意味を間違えてはいけない。

頑張るのは自分を追い詰めることとは全くの別物である。

休みがないとやっていけない。

もっと怠けていい、もっと自由でいい。

頑張るべき時だけに全力を出して、それ以外は思いっきり手を抜いて楽をすればいい。

仕事に対するやる気のなさの最大の原因は、休みの少なさだと思う。

今回のゴールデンウィークは、3年ぶりの制限なしのゴールデンウィークだ。

旅行に行ったり、映画を見たり、旅が楽しめたりできる絶好の機会だ。

だからこの休みを積極的に利用すべきだ。

長期休暇明けの仕事に行くための工夫は、できるだけ自分に対するハードルを下げる、ということだと思う。

ずっと休んでいたのに、いきなりまた働き出すのはとってもしんどい。

足を怪我した人も、いきなり今までのように歩き出すのは難しい。

歩き出すには、少しづつリハビリを積み重ねていく必要がある。

私たち社会人も同じことだと思う。

すぐに100点満点を目指して、フルパワーで一気に頑張ろうとするのではなく、一歩ずつ、自分のできることを少しずつ積み上げた方がいい。

でないとまた、すぐ疲労が溜まってしまい、同じことを永遠に繰り返してしまうだろう。

場合によっては、今よりもさらに悪化してしまい、再起不能になってしまうかもしれない。

だからまずは、自分に対する期待を捨てよう。

ちょっとのことでもできたら満点なのだと思うのがすごく大事だと思う。

靴を履けただけでも偉い。

電車に乗れただけでも偉い。

仕事を1日頑張れただけでもえらい。

ちょっとのことで自分を大袈裟に褒めることが、ゴールデンウィーク明けには特に重要なのだと思う。

この時期はちょっとしたご褒美を用意すると、仕事も頑張れると思う。

例えば、一週間仕事を頑張ったらハーゲンダッツを夜ご飯のデザートに食べるとか。

二週間頑張ったら、奮発してマッサージに行ってみるとか。

頑張るためには多少の報酬やご褒美は必要だと思う。

ただでさえ仕事は大変で疲れるのに、ゴールデンウィーク明けはなおさら疲れてしまう。

だから仕事に行くための工夫として、ご褒美は有効な手段だと思う。

正直私はこのままゴールデンウィークが終わってほしくないと思う。

できるだけ楽していきたい。

明後日からはまた仕事が始まってしまう。

なのでご褒美を用意して、この一週間からでも頑張ってみようと思う。