「リモートでの転職試験を経験してみて感じたこと」と「自分の準備不足」について

つい先日、転職試験の面接に臨む機会がありました。

結果としては「内定」をいただけることができたのですが

ここ数年「コロナウイルス」蔓延に伴い、面接試験の方法もかなり変化が伴っていたなと感じました。

 

実際に対面していただいた、担当者は2名。

そして、リモートで参加した方々がなんと8名。

計10名の担当者を相手に面接が行われました。

 

人によっては、「対面じゃない方が楽だしいいじゃん」とか「緊張が和らぐ」

などといった感想をいだく方もいらっしゃるかと思いますが、私は違いました。

 

リモートの方がしんどい。試験が終わった直後に抱いた私の感想です。

まず、こちらの声が届かないや聞こえにくいなどのプチトラブルに見舞われました。

そのため、対面で参加してくれている担当者を尻目に、かなりの声量で受け答えしなければいけません。

また、目線をどこに向けていいのかというのも開始早々悩みました。

 

担当者同士の段取りが悪ければ、質問が一斉に飛び交うこともあります。

「どれに答えるべきだ」となりました。

 

また、担当者が多いため必然的に質問されることも多くなります。

・志望動機

・なぜ転職したいか

・転勤はできるか

・これまでの職歴

 

など、基本的な質問ももちろんされるのですが

ある程度受け答えしていると、担当者側がなにを聞いていいのかとなるのでしょうか。

かなり深堀した質問をしてくることがありました。

ですので、どれだけ用意周到に準備していたとしても

「自分について、着飾ることなく本当の自分を表現すること」がかなり重要になってくると感じました。

 

とある書籍では、「会社にとって必要な人材」と思わせるための受け答えの準備が必要。

との記述がありましたが、1つの受け答えで矛盾が生じてしまっては、元も子もありません。

自分がどういう考えをもって、その会社に転職したいか、これまでの経歴について嘘をつくことなく

受け答えすることができるかが大切になります。

 

リモートでの面接で体感した私の率直な感想です。

 

そんなリモート面接の最中に聞かれたことですが

一部上記にも記載しましたが

・志望動機やこれまでの経歴など様々聞かれました。

そのほかにも

・家族構成

・業界について

・資格について

リモート面接終了後に対面しての担当者からは

リモート面接の感想や志望動機についてさらに深堀されました。

カメラの先では伝わらないこともあるだろう。

という考えをお持ちなのか、なぜ転職したいのかについて再度お話しました。

 

リモートでは、しゃべりにくかったこともあるだろうから、

「ざっくばらんに」話してほしいというスタンスで対面での面接が行われた。

そんなイメージを受けました。

 

そこで私もリモート面接の変な緊張感から解放されたのか

「いや、実は。。」というニュアンスで面接を受けることとなってしまいました。

 

内定をいただくことができたものの

ここで平常心を保ちつつ、

これまでの発言に矛盾が生じることなく

企業に必要とされる為の受け答えをするべきだった。と後悔はしました。

 

ちなみに対面で担当してくださった方の肩書きは

・支店長

・部長

でした。

 

リモート先では、本社勤務の部門長や人事部長、採用担当などが

出席されていました。

全員の肩書きを覚えてはないのですが...

 

ただ、みなさんなにかしらの肩書きがあったことは確かだったと思います。

そんなこともあり、余計に緊張してしまったのかもしれませんね。

 

 

リモート面接に臨むのは初めてでした。

しかし、これといって対策を行ったわけではありません。

 

志望動機やこれまでの実績や経験について、面接用に肉付けして

本音を話そうというスタンスで面接に臨みました。

ただ、現職をやめるきっかけについて、きちんと受け答えの準備をしなかったのはまずかったように思います。

本音は「人間関係」で転職を考えている。です。

しかし、実際に受け答えした内容は

転職を考えるきっかけに値しないようなことを答えてしまいました。

 

本音で話そうスタンスで臨んだものの、建前で話さなければいけない部分もあるよな。

と改めて実感しました。

 

今後再度転職をする場面が生まれた場合

・本音で話していい部分

・建前で話さなければならない部分

この2点を分けて、面接試験の準備に取り組まなければいけないなと実感しました。

 

全て、本音で臨んでもだめですし

全て、建前で臨んでもだめ。

 

こんな基本的な考えかたができていなかった自分に恥ずかしさを覚えます。

 

結果的に内定をいただけましたが

今回偶然に偶然が重なった結果だったのだなと受け止めています。

 

そして、今回「コロナウイルス」蔓延により、

リモートで面接を体感したことは、非常にいい経験となりました。

もしかしたら、リモート面接版の転職試験本が出ていたかもしれません。

そういった今の自分に必要な情報が記述されている書籍を探さなかったことも

とても後悔しています。

 

転職を検討しないようなサラリーマン人生を送りたいものですが

未来のことは、誰にもわかりません。

そんな不確かな未来の為に必要な経験だったんだと前向きにとらえ

もし、新たに転職試験を受けなければいけないときには、今回体感したことを

存分に活かし、対策を行っていきたいと感じました。