フリーランス初心者に、楽しいゴールデンウィークなんて待ってはいなかった…

フリーランスライターになって1か月。

数々の案件に応募するも、実績がないためなかなかテストライティングまで進めない…

そして悶々としているところでゴールデンウイーク!

いらない!

本当はお休み大好きだけれど、いらない!

今はいらない!

しかし子どもが2人いて、夫は連休の間の平日も休みを取り、私だけ仕事をするわけにもいかず…

今年は特に旅行の予定は立てていなかったので、日帰りで遊べるスポットを検索する毎日。

検索しながらも、ついつい仕事の案件探しをしてしまう…

探したところで時間がなく出来ないのはわかっているけれど、どーーーしても気になってしまう。

フリーランスで仕事をしています!と、子どもの幼稚園の延長保育代の補助申請をした手前、1円でも稼がないと怪しまれてしまう!

しかしゴールデンウイーク!

その狭間でさらに悶々としていく日々…

 

激しいアスレチックに行きたい!という子どもたちの要望で連日行くも、親は子どもがけがをしないように見守りながらただひたすらついていくのみ。

楽しそうな子どもたち。

子どもの笑顔はとても嬉しい。

とても嬉しいのだけど、今はそれよりも、仕事がしたいーーーー!

仕事をさせてくれーーーー!

稼がせてくれーーーー!

そう心では叫びながら笑顔で子どもたちについていく。

夜帰宅したころには凄まじくぐったりだけれど、子どもたちが寝てから仕事をしよう!

そう思い、意気込んで寝かしつけをしたのに、気付いたら朝という悲劇…

年齢には勝てない…

 

間の平日にようやく子どもたちは学校、幼稚園に行くため、夫に「ちょっとごめんよ!カフェで書いてくる!」と、子どもを幼稚園に送った足でカフェへ!

「始めたばかりだからしょうがないよね。いいよいいよ、行ってらっしゃい。」と、ニヤニヤ嬉しそうに言っていた夫の顔になんだか少し腹立たしさを感じながらも、そんなことは気にしていられない!

私は頑張らなければ!

1円でも稼がなければ!

 

誰に何を言われたわけではないのに、なんでこんなにひとりプレッシャーを感じているのだろう…

思えば、場所に縛られず自分のペースで仕事がしたい。

今まで通り子どもたちにおかえりを言ってあげたい。

そんな思いで憧れのフリーランスになったはずなのに、気が付いたらものすごい自分に縛られている!

家族との時間を純粋に楽しめない!

プレッシャーでぐっすり眠れない!

こんなことだったら普通に会社に行って働いた方が、もっとメリハリをつけられるんじゃないだろうか…

そもそもその方が稼げるよな…そうだよそうだよ…

どんどんと悪魔の声が聞こえてくる。

いやいやいや、そんなことは分かったうえで、フリーランスのライターになろうと決意したのではないか!

覚悟して友達にも宣言して始めたんじゃないか!

ここでくじけてはいけない!

どうにかこうにか天使の声が叫ぶ。

 

楽しい楽しいゴールデンウイークのはずなのに、そんな毎日。

 

しかしどこかで、この落ち着かない、仕事が気になってしょうがない連休を、楽しんでいる自分もいたりする。

「これをしたい!」という思いは、プレッシャーにもなるけれど、やはり自分に力をくれるし、結果生き生きとしてるような気がする。

その証拠に、こんなに活動的に動けているゴールデンウイークは初めてだったりする。

仕事をしたいというエネルギーが、連日遊べるスポットを探し、家族を引き連れていくエネルギーに変化しているのだと思う。

私にこんなエネルギーがあったのだと、正直結構自分で自分に驚いている。

その分疲れもすごいけれど…

 

そして私がエネルギッシュになっているせいか、不思議と家族もエネルギッシュになっていて、生き生きとしているように見えるから面白い。

夫がエネルギッシュになっていてもさほど家族に影響はないのに、やはり母親というのは家族への影響力が強いのだと実感する。

 

話は戻るが残り2日のゴールデンウイーク。

夫が用事がありひとり沖縄へ行ってしまったため、さらに私のやることが増えてしまった!

家事と子どものことと、そして残り2日の休みをどうやって過ごすか!

やらなければいけないことがたくさんでアワアワしているのに、こうやって今少しでも稼ぎたいと猛スピードでこの執筆をしている。

私ってえらい!

子どもが学校に行ってる間くらい休めばいいのに、私ってえらい!

天才!

 

誰も褒めてくれないので、ひとりカフェで自分を褒めながらマスクの下でニヤニヤしている。

あー書くって楽しい!書いてる時だけが悶々とせずにいられるので、出来ることならばずーっと書いていたい!

けれどもしもずーっと自由に書く時間があったら、意外とこんなに楽しい!とは思えないかもしれない。

限られた時間の中だからこそ「うおーー!」と燃え上がれるのかもしれない。

 

きっとこの後子どもたちが帰宅したら、またすごい速さで悶々とし始めるのだろう。

悶々としながらあと2日、どうやって過ごしたらいいのか。

これを書き終えたらまた「うおーー!」と遊びスポットを検索しなければならない。

どうせならば最後まで、悶々と遊び倒して終わりたい。

ライターの仕事の良いところは、遊び倒したゴールデンウイークの出来事を、その後記事に出来るということ…

「ゴールデンウイークが明けたら書きまくるぞーー!!うおーーー!」

 

ということで、結局ずーっと仕事のことを考えていたゴールデンウイークなのでした。

あと2日、再び悶々としながら楽しく過ごしたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。